プラチナって、装飾以外の用途があるの?

プラチナの使用用途が最も多いのは装飾品ではない?

プラチナと言えば、貴金属の代表的なものであり、高級な装飾品のイメージですよね。ところが、装飾品に使われるプラチナは、産出量の2割程度に過ぎません。残りは何に使われているのでしょうか? プラチナは、5割以上が自動車触媒として使われています。自動車触媒とは、自動車から出る有害な排気ガスを二酸化炭素に変換するための触媒です。この役割が出来るのは、プラチナやパラジウムなどの限られた貴金属なのです。他にも、自動車用の燃料電池の電極版にも使われています。更には、医療分野において抗がん剤やペースメーカーの材料として利用されていたり、美容分野ではサプリメントに配合されていたりと、プラチナの用途は多岐に渡ります。

プラチナが幅広く活躍出来る理由

プラチナは産出量が少なく、レアメタルと呼ばれる大変貴重で高価な金属です。人類がこれまでに採掘したプラチナは、一辺が6mの立方体に収まるくらいの量なのです。なぜこんなに貴重なプラチナを、各分野で利用するのでしょうか? それは、プラチナが耐腐食性が高く安定した金属だからです。装飾品として利用しても同じような色をしたシルバーよりもずっと美しい見た目を保っていられます。工業用・産業用に使用されるとき、プラチナが使われる場所は過酷な環境の場合が多くなっています。高価な金属なので、プラチナが多く使われれば使われるほどその製品の価格も上がってしまいます。プラチナは1g4000円程度ですが、例えば燃料電池には100gのプラチナが必要ですので高価な装置になっているのです。そのため、プラチナを使用しなくても機能を維持出来る方法も開発されつつあります。